ショーロクラブのリーダー笹子重治、coco←musikaでの活動などの幅広い経歴の三線奏者であるゲレン大嶋、民謡のDNAを受け継ぐシンガー宮良牧子から成るユニットの2作目。沖縄の島々の情景が浮かんでくる、美しくも多彩な楽曲たちは、南米のテイストも感じさせながら、我々日本人の琴線にふれる珠玉のメロディが満載な、懐かしくも新しい沖縄音楽を表現。アコースティック・ギターと三線の余韻に浸り、表現力豊かなヴォーカルが心に沁みる一枚。前作同様、沖縄の版画家、名嘉睦稔氏による美しいカヴァー・アートも併せてお楽しみあれ。