前作はジェフ・トゥイーディー(ウィルコ)のプロデュースが話題になったが、今回はルーカス・ネルソンやラーキン・ポーらが、半世紀以上のキャリアを誇るシンガー・ソングライターのヴェルヴェット・ヴォイスに華を添える。カントリーだけにとどまらないアメリカーナなルーツ・ロックとして楽しみたい。“Some Kind Of Woman”のハードボイルドな歌いっぷりにシビれる。