ダスティ・ワーミング(ギター)の脱退後、初の4人体制で作った13枚目のアルバムが凄い。前作に続き70分超えの大容量で、10分以上の楽曲を3曲収録。その長尺曲が曲者で、プログレッシヴ・メタルの真骨頂を刻む暴れっぷりなのだ。オペラやスパニッシュなど雑多な要素をコミカルに継ぎ接ぎしており、奇才マイク・パットンに通じるぶっ飛んだアレンジが最高。