一枚絵としての完成度を高めた5枚目のアルバムは、インタールード曲で作品の流れにダイナミズムを生み、映像喚起に長けたシネマティックなサウンドで没入感を誘う。デス/クリーン・ヴォーカルを巧みに使い分ける表現力に加え、インダストリアル/エレクトロを盛り込んだ壮大な音像はSF映画のサントラといった趣である。濃厚だが、一気に聴かせる手腕はさすが。