夜の街に乱反射する煌めくメロディーと葛藤。ボカロP/歌い手の成宮亮がノラ名義で歌うユニットの初作が映すのは、自己や他者の不確かさに惑いもがきながら生きる、満たされないすべての人たちに向けた物語だ。宮川愛李や珀ら女性の歌い手をゲストに迎えて〈ノラとレイラ〉という男女の姿を一貫して描くコンセプトもおもしろく、特にVALSHEとの“クウフク”が強烈。