66〜72年に稼働したボルチモアのレーベル、チャリオット初の公式アンソロジー(2CD)。スポークンワードのシングルを吹き込んだNBA選手のガス・ジョンソンを除くと基本的には白人アーティストで、スモーキー・ロビンソン似の声を持つシンガーを含むボブ・ブレイディ・アンド・ザ・コン・コーズ、72年にアルバムも出したカントリー系ロック・バンドのコヨーテは同社での全音源を収録している。前者は英国ノーザン・ソウル古典としても知られるミラクルズ風の曲が話題。発掘音源も5曲あり、ジェイムス・ガントが野太い声で歌うスティーヴィー・ワンダー“Living For The City”のカヴァーは収穫だ。