英ブリストル出身、トリップ・ホップの巨匠による6年ぶり15作目。同郷の若きシンガー、ミッチ・サンダースを全編でフロントに立て、自身はプロデュース・ワークに徹することで、緊張感のなかを静と動が交錯する音世界がバランス良く仕上がっている。悲しみに満ちた前作を乗り越え、薄暗いなかを一歩ずつ光に向かって力強い足取りで進んでいくような作品だ。