自分を認めて愛するために制作された『The Sky』から約8ヶ月、Guianoが4thアルバム『風景を見るあなたの瞳に、神はいた』をリリースした。自身の人生観や内面に深く切り込んだ前作に対して、今作で主題となるのは他人である〈あなた〉の存在だ。もしかすると、大胆な方向転換に思えるかもしれない。しかし取材を通して感じたのは、Guianoにとって自身の存在と他人の存在は分かちがたく結びついたものだということだ。本作のコンセプトや、それを表現するための音楽的な試みについて、Guianoに話を聞いた。

時間をかけた作り込みで一曲一曲仕上げたアルバム
――前作『The Sky』から約8ヶ月と、かなり短いスパンでのリリースですよね。
「前作でアルバムを作る喜びを知って、シングルやEPでは満足できなくなってしまったんです。書きたいことが頭に浮かんだとしても、それを一曲に収めきれないということにずっと悩んでいて。今まで一曲単位でやっていたことを分割して、色々な角度で表現してみたのが前作だったんですね。それが凄く楽しかったので、今作でもアルバムを通して一つのモチーフを伝えることにしました。『風景を見るあなたの瞳に、神はいた』というタイトルを一番最初に決めて、その内容を明瞭化するようにガッと作っていきました」
――確かに、今作は全曲書き下ろしです。
「そうですね。でも意外かもしれないですけど、前作よりも今作の方が時間をかけていて。今作の制作で何よりも重視したのが、一曲一曲にしっかりと時間をかけるということでした。特に“時化”や“花火”は、かなり入念に作り込みましたね。大体1ヶ月に2曲くらいのペースで作っていたかと思います。今までは引き算で曲を作っていたのですが、今作は足し算で作りたくて。そのために時間をかける制作方法を選びました」
――足し算というとどういうものですか?
「例えば“時化”は、色々な音をとにかく足しに足しまくっていて。〈ドレミファソラシドという音階をそのままフレーズとして使いたい〉と思って後ろで鳴らしたり、めちゃくちゃなギターだったり……。
中でも一番計算されていない足し算だと思うのは、1曲目の“風景を見るあなたの瞳に、神はいた”ですね。サビのギターリフ、コードのバッキング、メロディが個人的に全然噛み合っていなくて、めちゃくちゃな鳴り方をしているんです。でも、だからこそ人は自分が聴きたいものを選んで聴き取れるんじゃないかと思うんですよね。
引き算だと一本道のRPGみたいになってしまうけど、足し算にすることでオープンワールドみたいな自由度になる。それをやりたかったんです。広がりの中から何かを見つける喜びみたいなものが、足し算にはあるんじゃないかと思います」

〈エモーショナル〉を求めて重ねた足し算
――そのように作ろうとしたきっかけはなんだったんですか?
「このアルバムは、自分が好きなものを再確認しようと思って作り始めたんですね。その中で改めて好きな曲を聴いた時に、冷静に考えたらめちゃくちゃなサウンドの曲が沢山あって。例えば、ボカロPのいよわさんの曲は、何を聴けばいいのかわからなくなるほどに音が足されてますよね。でも、絶対に真ん中のボーカルを聴き取ることができる。あれが足し算の真骨頂なんじゃないかと思います。足し尽くされているからこそ、芯の部分がしっかり芯として聴こえるというか。
それに、僕は本当にジャンルで音楽を聴かないんです。制作に当たって〈なんで色々なジャンルの曲を好きになれるんだろう?〉〈好きな曲の共通点はなんだろう?〉と考えた際に出てきたのが、〈全部とにかくエモーショナル〉ということで。そのエモーショナルを表現するために必要なのが、足し算だったんです。凄く昔――“死んでしまったのだろうか”などを作った頃に〈自分が作っているジャンルってなんだろう?〉と考えたことがあったんですが、そこで名付けたのが〈エモーショナル・リリカル・ミュージック〉で(笑)。回り回って最初の頃に戻ってきた気もします。
昔の自分のよさを取り入れようとしていた時期もあったんですが、何も考えていない状態の自分を再現するのはかなり難しくて。でも今回の曲たちは、昔の自分に感じるものを自分自身で感じることができるんですよ。あの頃は何も考えていないからこそ足していたと思うんですけど、その足すという行為を大人になった今言語化してもう一度やることが、自分の好きなものに向き合う一番の方法なんじゃないかと。もう何も考えずに好きなものだけを作ることはできなくなってしまったから、好きなものを作る理由を自分で自分に見出してあげる。そうして生まれたのがこのアルバムです」
――では引き算的な作り方は途中から始めたものなんですね。
「機能美に溢れたものが好きな傾向があって。機能している音だけで曲を作りたいし、リードにちゃんと注目してもらいたかったので、引くことばかりを考えてましたね」
――でも今作では足し算に回帰した。
「今でも引き算をかっこいいと思う気持ちはあるんですけど、引けば引くほどエモーショナルとは違う方向に行ってしまうんですよね。自分の作風には足し算の方が合っているんじゃないかと思います。それに、本当に好きで引き算をしているのかなと考える時期もあって。でも、だからといって足し算を試すようなことはできていなかった。今作ではそれをちゃんとやっています。
当たり前のことを自分にしてあげたというか、〈毎日ゴミを出すとか、毎日自分にご飯を作ってあげるみたいなことと一緒なんじゃないか? 今までちゃんとできていなかっただけなんじゃないか?〉と思ったんですよね」

〈神格化の否定〉から制作中に揺れ動いた思い
――アルバムタイトルを一番最初に決めたという話でしたが、そもそもどういう意味なんでしょうか?
「実は最初に浮かんだ時点では、タイトルの意味合いは違ったんです。僕は風景になりたいとずっと思っていて。でも、ファンの子たちにとっては、風景ではなくて神様のように見えてしまっていた。そういう神格化を否定しようとしたのが始まりだったんです。でも、制作中に〈それでいいのかもな〉と思えたことで、意味が移り変わっていきました。
アルバムの中で音楽の話がよく出てくるのは、初期の名残ですね。音楽をすること、その自分を見てもらうこと、それを自分はどう捉えるのか、そして何を疑って何を否定して何を信じていくのか、というのが最初のテーマでした」
――では表題曲の歌詞も最初にイメージしていたものとは違う?
「近くはあるんですけど、より解像度が上がった感じですかね。この曲についてはサビの歌詞がすべてで。理想や夢に向かって頑張ったり頑張れなかったりする状態の人がいたとして、それは本人からしたらいい状態ではないかもしれない。でも、僕はそれを見て美しいと思うし、そういう部分こそを見てあげなきゃいけない。そのために他人や僕がいるんだという感覚になったことがあって。理想そのものも凄く綺麗だけど、それが映っている君の瞳が綺麗だと伝えたい。でも、言葉ではあまりに表現できないことだから、自分も同じように理想を見ることで、僕の瞳を見た君が美しいと思ってくれるかもしれない。そういう思いで〈海を見ていた この美しさを君に委ねた〉という歌詞を書きました」
――何かを神格化することを否定しようとしていたけど、次第にそこに美しさを見出すようになった?
「最初は否定するか、もしくは受け入れようとしていた段階でしたね。でも、次第に〈信じられてもいいのかな〉から〈信じてもいいのかな〉という自分軸に変わっていきました。僕の瞳に映っているものを美しいと思ってもらえるかはわからないけど、信じてみたい。
それは自分が風景であることを否定する一歩なんです。自分も風景を見る(主体的な)一人間だし、貴方も神ではなく一人間だ。その(関係性の)中にこそ信じるべきものがあって、それを神としよう、というのが最終的な意味合いですね」
――制作のどの辺りで考えが移っていったんですか?
「やっぱり表題曲を作った時ですね。“花火”や“時化”、“幽霊”などはそれより先に作っていたので、大体作業の中盤くらいだと思います。ただ、表題曲の直前に書いた“私の心に、あなたがいた”をきっかけに徐々に移っていったところもあるかもしれないです。
この曲は自分の〈こうでなければいけない〉という執着心を排除して書いていて。〈全人類 敵になっても愛してる〉とかは極端すぎて、半数近くの人が〈それはよくないよ〉と言うようなことじゃないですか。多少の批判を覚悟してでも、そういうものを書こうと思ったんです。僕も一人間として思ってしまうことはあるし、それを抑制して歌詞を書いてしまったら、求めているようなエモーショナルには絶対に辿り着けないなと」
――自分の考えをはっきりと表現することが、自分が風景であることを否定することに繋がった。
「まさにそうです。この曲の時点で、アルバムタイトルに込めた気持ちや理想を実行し始めていたと思います。それを言語化できたのが表題曲ですね」
――揺れ動いているものがそのまま記録されているんですね。
「そうですね。自分がどんな状態でも、このタイトルとコンセプトが自分を受け入れてくれた感覚があって。〈この考えに移ったからもう作れないな〉とは思わなくて、自分がずっと考えてきた〈何を信じて何を疑うのか〉や〈何が本当で何が嘘なのか〉みたいなものも含め、全部このアルバムで書いていいと思わせてくれるタイトルでしたね」

ラブソングだけを作るミュージシャンになりたい
――前作は自分自身を愛するために作られた作品だった一方で、今作の内容は他人に向かってますよね。この変化は前作の成果があったからなんでしょうか?
「意識的ではないですが、潜在的には絶対にそうだと思いますね。前作で内面のことをしっかり書けたから、違うところに目を向けられるようになったのかなと。ラブソングだけを作るミュージシャンになりたいという夢がずっとあって、その第一歩です(笑)」
――(笑)。確かにラブソングが多いですね。
「個人的には全曲ラブソングのつもりですね。でも僕はよくファンの方に〈それラブソングだなんて知りませんでした〉と言われるので、ちゃんとラブソングになっているかはわからないです(笑)。僕の曲は〈君を知って何かを知った〉みたいな内容が多いんですよ」
――視点が一度他人に向いても、自分に回帰するんですね。表題曲の〈まだ自分を責めることでしか孤独の埋め方を知らないなって気付いたんだ/でもなんだかんだそれでいいかもなって思えた刹那 君のことが浮かんだ/人はひとりで自分のことなど愛せない/だから僕等は見つめ合った〉という歌詞は、今作が他人に向いている理由が示されているようにも思いました。
「まさしくそうなんですよ。僕もここが一番お気に入りです。サビで書いたことの自分版というか、責めることでしか自分をポジティブに捉えられないということも、他人からしたら美しく映っている部分もあったと思うんですよね。そう考えた時に、(自分のことを見ている)君のことも浮かんだ、みたいな。ある意味、〈無償の愛〉みたいなものを半分否定しているんです。〈人はひとりで自分のことを愛せないから、人と愛し合う〉と言うと欲望が混ざっていて、純粋ではないように感じますよね。でも、それこそが一番美しいんじゃないか、ということを書きたかったんです」

嘘にも本当にもなっていない〈未完成の今〉を描く
――今作は〈「矛盾と整合」「嘘と本当」という、人が生きる限り抱え続ける相反する感情を描いた作品〉とも説明されています。
「それが一番出ているのは“花火”ですね。この曲は、結果的に嘘になってしまったことについて書いていて。果たしてそれは矛盾なのか、全部嘘だったのかといえば、そうではない。ある時点では間違いなく真実だったはずなんですよね。
“幽霊”も、先ほど話したような〈理想に達していない自分〉を〈嘘〉として書いていて。〈いつか本当にするから嫌わないでほしい〉みたいな情けない気持ちをテーマにしています。アルバム全体を通して、まだ嘘にも本当にもなっていない狭間の部分を書こうとしました。
例えば僕はアンティークが凄く好きなんですけど、エモーションは感じないんです。それはもう変えようがない完成されたものだからで。それよりも、今まさにいい物を作ろうともがいているものにエモーションを感じるんです。なので今作では、現行の未完成な部分を書こうとしました。狭間にあるものは、まさに今である証明だと思ったんですよね」
――なるほど。個人的に一番印象的だった曲が“私の心に、あなたがいた”で。Cメロのボーカルがかなりソウルフルですよね。
「そうなんですよ。元々この曲はゴスペルっぽいのをやりたくて作り始めたんですよね」
――言われてみれば、表題曲の分厚いコーラスもそれっぽいですね。
「ゴスペルに詳しいわけではないので声を大きくしては言えないですけど、今作のコーラスは全体的にゴスペルっぽくしたかったんです。分厚いコーラスやハッピーな感じが大好きで。ライブでみんなで歌う様子を想像するのも楽しいし、自分がやりたいことに完全にマッチしているんです。
今作のコーラスは、頭に浮かんだものを全部入れるようにしたんですよ。その量があまりにも膨大なので、今回はスタジオではなく家でコーラスを録っていて。ベッドルームポップじゃないですけど、生もののインディー感を組み込めたのはお気に入りのポイントですね。何も省いていないので、音が外れているところもあるんですけど(笑)」
――それは「現行の未完成な部分」という話とも繋がりますね。
「そうですね。僕はインディー感を作品になるべく残したくて。編曲をずっと自分でやっているのもそれが理由かもしれないです。よくなることを否定しているわけじゃないんですけど、ちゃんと自分の解像度でよくしていきたい。ワンマンのよさがにじみ出ている方がインディーなんじゃないかとは凄く思いますね」

間違いなく最高傑作
――制作の中で考え方が移り変わっていったとのことでしたが、最終的にこの作品はGuianoさんにとってどのような意義を持つものになりましたか?
「何よりも、間違いなく最高傑作ですね。〈時間をかけて丁寧に作ろう〉とか〈エモーショナルなものを作ろう〉みたいな目標をちゃんとクリアしつつ、潮の満ち引きのような意味合いの変化を組み込みながら、最高傑作だと言えるものを作ることができた。それは自分にとって何よりも幸せなことだなと。今後の自分が楽しみというか、これからの活動に期待が持てる一枚ですね。
完成するまでは〈こういう風に意味が伝わるといいな〉とは考えるんですけど、完成してしまうと〈好きなようにどうぞ〉みたいな感じになるんですよ。なので意味合い的に〈こう聴いてください〉というものは本当になくて。しっかり作って、しっかりいいと思えるものになったからこそ、〈好きなように楽しんでください〉と胸を張って言いたいですね」
RELEASE INFORMATION
■初回限定盤(CD+Blu-ray)
品番:ALLT-0008
価格:6,800円(税込)
■通常盤(CD)
品番:ALLT-0009
価格:2,970円(税込)
Streaming / Download:https://zula.link-map.jp/links/guiano-4thal
DISC: 1 CD
1. 風景を見るあなたの瞳に、神はいた
2. 時化
3. 午前四時、車窓
4. 幽霊
5. August 28
6. ポストロマンチック
7. 花火
8. 四季は移ろう
9. April 02
10. 私の心に、あなたがいた
DISC 2: Blu-ray
Guiano Tour 2026 ―The Sky― Final at LIQUIDROOM
1. good morning
2. せかいのしくみ
3. アイロニー (Romantic)
4. 死んでしまったのだろうか
5. I Don’t Wanna Know
6. ゲジ
7. カーテン
8. You Think So?
9. 踊るのが人生!
10. ネハン
11. 詞を書く化物
12. 私はキャンバス feat. しほ
13. 雫の歌 feat. しほ
14. 刹那Blue
15. クリエイター
16. 冷たい人間と夏の悪魔
17. あなたはmusic
18. 優しい大人になりたい
19. 藍空、ミラー
20. WHAT A WORLD!!!
21. good night
22. I love you (Maybe this time it’s true)
EN1. 星くずのうた
EN2. Hold Me Tight (yourself)
■Album Credit
All Lyrics, Music & Arrangement: Guiano
Recoreded by Kensuke Maeda
Mixed by D.O.I. (Daimonion Recordings) [M1~4, M6~8, M10]
Mixed by Guiano [M5, M10]
Mastered by Takeo Kira (TEMAS)
Jacket Artwork: DMYM/No.734
■購入者特典
・FINDME STORE by THINKR:A4クリアファイル
・その他:ステッカー
LIVE INFORMATION
Guiano Split Tour 2026 ―私の心に、あなたがいた―

2026年9月20日(日)愛知・名古屋 CLUB QUATTRO
開場/開演:17:00/18:00
共演:みゆな
2026年9月25日(金)宮城・仙台 darwin
開場/開演:18:15/19:00
共演:笹川真生
2026年10月2日(金)福岡 DRUM Be-1
開場/開演:18:15/19:00
共演:NakamuraEmi
2026年10月23日(金)大阪 LIVE HOUSE バナナホール
開場/開演:18:00/19:00
共演:眞名子新
2026年10月30日(金)東京・渋谷 Spotify O-EAST
開場/開演:18:00/19:00
共演:カンザキイオリ
チケット料金:5,800円(税込)+ドリンク代 ※オールスタンディング
チケット情報:https://eplus.jp/guiano/
主催・企画:THINKR
制作・運営:ALLT STUDIO
Maxell presents FM802 MINAMI WHEEL 2026
2026年10月12日(月)大阪・心斎橋周辺 20か所以上のライブハウス
オフィシャルサイト:https://minamiwheel.jp/
NIGHT HIKE 2026 in 幕張
2026年10月31日(土)、11月1日(日)千葉 幕張メッセ 9・11ホール
出演:DUSTCELL/ピノキオピー/muque/カンザキイオリ/Dios/Guiano/名取さな/水槽(LIVE SET)/大沢伸一/☆Taku Takahashi (m-flo, block.fm)/DÉ DÉ MOUSE/和田たけあき/kz(livetune)/八王子P/鬱P/TeddyLoid/DJ WILDPARTY/LanPage/煮ル果実/KMNZ/梓川/FAKE TYPE./笹川真生/Empty old City/PAS TASTA/TREKKIE TRAX CREW/なみぐる/平田義久/大漠波新/r-906/雄之助/サツキ/只野楓/hasty/SARUKANI/GenerationZ/なきそ/椎乃味醂 and more...
PROFILE: Guiano
当時13歳だった2014年にニコニコ動画に初投稿しボカロPデビュー。以降、コンスタントにオリジナル楽曲を投稿し続ける。以降、数々の殿堂入り、ミリオン再生楽曲を世に送り出す。EDM、トロピカルハウスからシティポップ、ピアノバラード、アコースティックまでジャンルや日本という枠にはまらない音楽性はシーンの中で異彩を放つ。今思春期を過ごす若者や、子供のまま大人になってしまった現代の大人たちの核心を突いてくる言葉とその歌声に尾崎豊を連想するという声も。2020年からはボカロPとしての活動に区切りをつけ、自分の声で歌っていくことを選ぶ。令和時代の活躍が期待される新世代の吟遊詩人。自身の作品リリースのほか、他アーティストへの楽曲提供や、CM音楽、劇伴などコンポーザーとしても腕を振るう。北国の歌が東京に降り注ぐ。
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ALLT STUDIOについて
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