リヴァプールの4人組サーカ・ウェーヴス、ジャムを想起させるソウル志向の作曲術とトリッキーなアレンジ光る初アルバム

2015.04.22

昨夏の〈サマソニ〉や年明けの来日公演で、日本でも人気上昇中のリヴァプールに住む4人組。彼らの何がウケたかと言えば、やはり決め手はフロントマンの作曲センスに違いない――そんなことを改めて実感する待望のファースト・アルバムだ。昨年のEPよりも60s~70sソウルの影響がストレートに表れていることを考えれば、ツアー・サポートを務めたリバティーンズではなく、ジャムの名前を引き合いに出すべきか。ギターを掻き鳴らすロックンロール・バンドとして以上に、ノスタルジックなポップソングを作るグループとして後々記憶されることだろう。いや、バンド・サウンドという縛りのなかでトリッキーなアレンジを試している点も踏まえると、彼らの将来はさまざまな可能性に満ちていると思う。

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