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潜入〈タワレコメン〉会議 2015年9月度・邦楽編:星野みちる、トリプルファイヤー、ONIGAWARAの注目作を観て聴いてチェック!

 

全国のタワーレコードのスタッフが、己の〈耳〉と〈直感〉だけを基準に世間で話題になる前のアーティストの作品をピックアップし、全店的なプッシュへと繋げる企画〈タワレコメン〉。これまで、相対性理論神聖かまってちゃんクリープハイプceroKANA-BOON、洋楽ではストライプスチャーチズといった現行シーンの最前線で活躍するアクトをいち早く発掘しており、現在は月1回のペースでオススメ・アイテムを紹介しています。Mikikiでは、そんなタワレコメンの選定会議に潜入し、作品の魅力を視聴コンテンツと共にお伝えする特集を連載中! 今回は9月度の邦楽編です!!

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タワーレコードの本社にて行われるタワレコメンの会議。邦楽担当の腕利きバイヤーたちがオススメのアイテムを持ち寄り会議室へ集まります。何百タイトルという山のような新譜のなかから選ばれた、今回は計12タイトルもの作品の音源を聴き比べながら、熱い議論で最終作品を絞り込みました。そんな普段以上に厳しい予選を勝ち抜いて9月度のタワレコメンに決まったのは……以下の3タイトル!!

 

★2015年9月度〈タワレコメン〉邦楽編:選出アイテム

 

星野みちる ユー・ラブ・ミー HIGH CONTRAST/ヴィヴィド(2015)

小西康陽がプロデュースした先行シングル“夏なんだし”のリリース時点で幅広い層から支持を集めていたシンガー・ソングライター、星野みちるのサード・アルバム『ユー・ラブ・ミー』が前評判にたがわぬ充実の内容でタワレコメンに! 本人が作曲したシティー・ポップ風味の“ディスコティークに連れてって”をはじめ、NONA REEVES奥田健介によるテクノ歌謡“ちょっと Something New”やヤン冨田がプロデュースしたDOOPEESのカヴァー・メドレー(!)など、音楽好きのツボを突きまくる楽曲ばかり。ヴェテランのスタッフもフィル・スペクター竹内まりやを引き合いに出してその魅力を力説していました。それにこのジャケット……反則でしょ!

【推薦コメント:新宿店 黒沢】

もはや〈元AKB〉なんて言っちゃうような輩はいないはず……〈アイドル〉から〈アーティスト〉へ華麗に脱皮した星野みちるの最新作! Negiccoあたりが好きな人にも強くプッシュしたい内容◎の作品です!

 

 

トリプルファイヤー エピタフ アクティブの会(2015)

Mikikiでも〈高田馬場のジョイ・ディヴィジョン〉〈だらしない54-71〉なる異名が気になってこちらで取り上げてしまった2006年結成の4人組バンド、トリプルファイヤーのニュー・アルバム『エピタフ』も多くの票を得て〈タワレコメン〉に。一度聴いたら耳から離れないストレンジなアンサンブルと、それに輪をかけて謎に満ちた、でも脳内リピート率も異様に高いリリックのコンビネーションは強力です! この系譜の大先輩にあたるPANICSMILE吉田肇がプロデュース、松石ゲルが録音とミックスを担当していることもポイント。キレキレだけどシュールなトリプルファイヤーの世界をご堪能あれ!

【推薦コメント:新宿店 黒沢】

東京インディー・シーンの異端として存在感を放つ4人の好青年たち、その名もトリプルファイヤー。前作も相当スゴかったけど今作もやっぱりヤバい。とにかく普通のロックとは一味も二味も違う、トリプルファイヤーならではの音に打ちのめされること必至です!

 

 

ONIGAWARA エビバディOK? ラストラム(2015)

2013年に解散した竹内電気竹内サティフォ斉藤伸也による〈スーパー・J-Pop・ユニット〉、ONIGAWARAの初全国流通盤にあたるファースト・アルバム『エビバディOK?』も堂々の〈タワレコメン〉に。かねてより彼らがファンを公言していたNegiccoとの仕事で知られるconnieがアレンジで参加した表題曲や、cinema staff久野洋平(ドラムス)とPeople In The Box福井健太(ベース)を迎えて自主制作盤の収録曲を再録音したナンバー、ライヴでの人気曲など、昔からのファンにとってはベスト盤の如き豪華さ。もちろん、初めて聴くリスナーにとっても目くるめくポップ・ワールドに誘われること間違いナシの全8曲です!

【推薦コメント:名古屋近鉄パッセ 渡辺】

〈アイドルじゃないし、バンドでもない〉という独自の道を突き走る彼らに心を掴まれて、〈音楽って楽しい!〉を再確認させられました! 一曲目から飛び出すキャッチーでポップな楽曲は、新たなシティー・ポップの誕生を感じずにはいられません。おもちゃ箱を開けたようなドキドキとワクワク、ちょっとダサいけどカッコイイ。そんなONIGAWARAワールド全開の一枚! どうしようもなく愛しくなっちゃう音楽ユニットONIGAWARA、一度聴いたら虜になること間違いなしです。

 

 

ということで、いつも以上にテイストの異なる3作品が並んだ9月度〈タワレコメン〉邦楽編。星野みちるとトリプルファイヤーは発売済み、ONIGAWARAは本日入荷予定です。入荷状況は店舗により異なりますので、気になる方はお近くのショップへお問い合わせください。近日中に洋楽編のレポートを掲載する予定なのでお楽しみに!

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