シャンソン、クンビア、ジプシー・スウィングをミックスしたジャンルの壁を軽く飛び越える無国籍サウンドで、その独特な魅力に取り憑かれること必至。作詞、作曲、歌、ギターまでこなすバンドの中心人物、ルパ・マリアは、インド人の両親の元カリフォルニアで生まれ、その後インドや南フランスで暮らすなど、ワールドワイドな子供時代を過ごしたのだとか。そんな彼女の生い立ちが反映されたかのようなジャンルレスなサウンド。ルパが弾くギターの他に、チェロ、トランペット、アコーディオン、ドラム、ダブルベースといった編成で、哀愁感が漂いながらも聴く人を幸せな気持ちにさせてくれる。