さて、ついに今月、僕の新譜『ディスコの神様』がリリースとなります。ヴォーカルに迎えてます藤井隆氏はこの連載のバックナンバーでも取り上げてたりするので、良い意味で伏線を回収できてよかったな!と思ったり。他にもokadada、Shiggy Jr.ヴォーカルのいけだともこ、ラブリーサマーちゃんなどを迎えてお祭り騒ぎなのでチェックしてみてね。って、ここでスケジュールを見てみると、ちょうど4月は自分関連作品が3枚リリースで(くるりさんのリミックスもレコードで出ますが!)、そんな月もなかなかないので、ちょっと今回は自分語り的な感じでどうでしょう!?
1. tofubeats 『ディスコの神様』 unBORDE(2014)
ロマンス→トイレときて、ネクスト神様2014(なんだそれ!)はこれで決まり! 自分名義のメジャー・セカンドEPになります。先述のメンバーを迎え、カセットテープが初回盤に封入されてこのジャケ(もはや何の神様かぜんぜんわかんない……)! 自分とメジャー初仕事のCarpainterを招聘、なんていう前作より実は大幅に身内に寄せた一作だったりします。藤井さんのヴォーカルが良いし、個人としてはやっぱり嬉しすぎて踊らざるを得ません。結果、自分のリミックスが相当馬鹿な仕上がりでお気に入りです。
2. 神前美月 “HOW'S IT GOING?” SPACE SHOWER(2014)
てんちむが役名で歌う実写映画「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」の主題歌ですね。こういうちょっと深夜ドラマっぽいもののテーマソングみたいなのに憧れがあったので、〈いろいろエロいこともあったけど、ほっこり〉みたいな曲で締められたらいいなと思い制作しました。ニュー・ジャック風味な原曲に加え、Hercelotくんがオモチャっぽいヴァイブスをリミックスで注入してくれております。
3. lyrical school “brand new day” T-Palette(2014)
祝!リキッドルームでのワンマン!なリリスクの拙作“ひとりぼっちのラビリンス”をセルフ・リミックスさせていただきました(初回盤Bに収録)。いよいよトラックの音数をここまで少なくしてもラップが聴けるほどメンバーが上達したのだな?と感じる一曲です。表題曲でのAxSxE氏+LITTLE氏なんて裏方のコラボレーションにも注目ですね!
tofubeats(トーフビーツ)
90年生まれ、神戸在住のトラックメイカー。めくるめく“CHNGEYRHRT”(これも必聴!)の配信に続き、4月30日には待望のニューEP『ディスコの神様』がいよいよ登場……ってのは本文にもある通り。他には、くるりの7インチ/配信シングル“ロックンロール・ハネムーン”にリミックスを提供し、参加が伝えられていたSEEDA/DJ ISSO/DJ KENNのコンピ『CONCRETE GREEN THE CHICAGO ALLIANCE』(CONCRETE GREEN/Pヴァイン)もようやくリリースされたばかりです。さらなる動きは〈www.tofubeats.com〉にて!