ボーン・バッドからのリリースでも知られるフランス生まれのサイケ・バンド。この2作目は、2013年のツアーで出会ったハンニ・エル・カティーブにプロデュースを委ね、彼の幅広い音楽性と現代的でファッショナブルなセンスを反映させた仕上がりだ。前作にはややポスト・パンク的な雰囲気もあったが、今回は緻密に作り込まれた幻想空間を感じさせる、US西海岸のガレージっぽい音作りになっていて非常に心地良い。