エレクトロニクスとバンド・サウンドの融合を試みてきた彼らが、自身の音楽をEDMならぬ〈EDR=Electric Dance Rock〉と銘打ったコンセプト・ミニ作。瑞々しく清涼感のあるトラック上で、都会の喧騒に呑まれて汚れていく歌詞を綴った“東京、熱帯夜につき”や、不穏なノイズに始まるダーティーかつ官能的な“甘美な嘘と退屈な薄紅”など、どの曲も独特なバランス感覚で構築。自身の新たなスタンダードを確立している。