タトゥーだらけの悪羅悪羅したルックスの通り、ハードコアなサウンドをぶちかまし続けるオーディオ。ラムでは初となるアルバムだが、音作りはヴァイラス時代から変わることなく、ブーストしたベースとトリッピーなエフェクトを飛び交わせた荒々しさが強烈で、インタールードやダウンテンポ、ヴォーカル曲などによる緩急を一切設けない潔さも良し。聴き終えた後にうっすら残る疲労感が、そのハードさを物語るかのようだ。
ルックスも音楽性もハードコアなオーディオ、緩急を一切付けない強烈な荒々しさは相変わらずで聴後の疲労感も◎な新作
Ram