泥臭いルイジアナの純正バウンスを届けて15年(でも、まだ30歳!)、ヒネリのない通し番号を貫くソロ作も5枚目だ。クルーの斜陽を映した前作に対し、相棒ブーシーの出所を間に挿んだ今回は全体的に賑やかさが戻っている。マウスらの繰り出す簡素なビートにフック連呼でズルズル押し切るトリル流儀を強化し、尻自慢のワンカエゴを招いた“Bounce”や相棒との“Bet Ya”など佳曲が揃っている。スヌープカーコ・バンズも登場。