ルーカス・グラハムやジェイムズ・ベイの前座を務め、2016年に世界へ名を広めたシドニーの自作自演歌手。EPリリースを重ねてやっとお目見えした初のアルバムは、ローカル・ネイティヴスらを手掛けるマーカス・パキンとのタッグで作られた。ジェフ・バックリーみたいに繊細な歌声と物悲しいアコギ、そこにエアリーな電子音をほんの少しトッピング。ボン・イヴェールの変化に戸惑った方はこの人のもとを訪ねるといい。