コラム

WIENER SANGERKNABEN 『ウィーン少年合唱団 2014 ~尊い人生』 『ゴーズ・ポップ』

今年は“ハイドン組”が来日! “今年の歌”は、映画『風立ちぬ』の《ひこうき雲》

 (C)Hiro Isaka

 

 4月末から恒例の来日公演が行われる“天使の歌声”“ウィーンの音楽大使”ウィーン少年合唱団、今年は“ハイドン組”がやって来ます。来日記念盤はタイトルにもなっている 『尊い人生』でスタート。ダライ・ラマ法王14世作詞、岩代太郎作曲という強力な顔合わせです。続く“今年の歌”は去年公開の宮崎駿監督の映画『風立ちぬ』の主題歌《ひこうき雲》です。また去年の“今年の歌”だった《花は咲く》も収録。今回の公演でもプログラムに入っています。

 彼らの清澄な歌声はこの歌の透明感と良く調和して、聴いていていつも心にしみいります。気分を変えて続くメドレーはおなじみの《サウンド・オブ・ミュージック・メドレー》、そしてJ.シュトラウスIIの《春の歌》《トリッチ・トラッチ・ポルカ》《美しき青きドナウ》と彼らの楽しい王道ナンバー。さらに日本でも良く親しまれているシューマンの《流浪の民》。最後は《ふるさと》。こちらも美しい日本語は相変わらず素晴らしいです。

WIENER SANGERKNABEN ウィーン少年合唱団 2014 ~尊い人生 ワーナー(2014)

※試聴はこちら

 また、来日記念として2002年にリリースされた『ゴーズ・ポップ』(WPCS-12705)がリイシュー。こちらは全曲ポップスのカヴァーでウィーン少年合唱団としては珍しい選曲のアイテムでした。ビートルズマドンナポリスと時代を超えた人気曲に挑戦して、また新たな魅力を披露してくれています。中でもラストに歌うエンヤの《オンリー・タイム》は彼らのさわやかな声とエンヤの世界が合っていてとても素敵です。

 今回の公演では2つのプログラムが用意されています。Aプロはヨーロッパ各地の民謡からシューベルトモーツァルト等の古典が中心。Bプロはモンテヴェルディ等の古楽に始まり、世界各地の民謡を中心とした内容。そして《ひこうき雲》と《花は咲く》はどちらもプログラムにも入っています。新緑の季節にふさわしい春の使者、公演が楽しみですね。

【参考動画】 ウィーン少年合唱団ハイドン組の3人による2014来日公演に向けたコメント

 


 

LIVE INFORMATION

『Canon Presents ウィーン少年合唱団 来日公演 2014』
4月下旬〜6月中旬まで全国約30公演実施されます。
www.japanarts.co.jp/wsk2014/

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