キュートな沖縄のガールズ・ダンス・クルーが快調にサード・シングルをリリース!
今回はティーンの青春ソングと、悪魔×怪物コラボの豪華な二本立て!
青春という時間は必ず過ぎ去っていくものだが、それゆえに何物にも代えがたい大きな価値があり、さまざまな物語や歌のモチーフとなって人々の心を動かし続けている。では、その大切な時間を捧げて歌とダンスに打ち込む沖縄出身の3人組、DEVIL NO IDの青春にも、人々の気持ちに訴える何かがあるのだろうか? その答えは、彼女たちのニュー・シングル“シグナル”を聴けばわかるはずだ。
「初めて聴いたときから青春のEDMソングだと思いました」(karin)とメンバーが口を揃えて語るタイトル曲は、どんなに離れた場所にいてもケータイの〈シグナル=信号〉で繋がり合える世代ならではの絆をピュアに描いた友情の歌。歌詞はラッパーのY.O.G.とKLOOZが提供しており、メンバーたちをイメージして宛て書きしたような内容だ。
「〈同じemojiばかりのメール〉とか〈似たようなコーデもイヤじゃない〉とか、本当に私たちとマッチしすぎてて怖いぐらいで(笑)」(karin)。
「めっちゃいい歌詞だよね」(hana)。
「きっと女の子のほうが共感しやすいとは思うんですけど、歌詞の〈キミ〉という部分は、家族、友達、恋人とか、自分にとっての大切な人を思い浮かべてもらえればと思います」(karin)。
作曲はS-kit(GROUND-LINE)、アレンジとミックスはTeddyLoidという馴染みの布陣が担当。「サビと雰囲気がガラッと変わるので、歌い方を工夫しながら挑戦しました」というmionの生意気ぶったラップをドロップ部分に配しつつ、トロピカル風味の爽やかなハウス・トラックが前作“Sweet Escape”に通じる昂揚感をもたらしてくれる仕上がりだ。
「デビュー・シングルの“EVE -革命前夜-”はサイバー的で、次の“Sweet Escape”はしなやかでふんわりした世界観があったんですけど、“シグナル”は聴く人それぞれが他の人との繋がりや自分の思いを入れ込みながら、いろんなことを想像できる曲だと思うんですよ。私はこの曲を歌ってると、終わりのない海岸をひとりでずっと走っていて、途中で転んだりしながらも走り続けてる場面が浮かんできて(笑)」(karin)。
「mionは崖の上かな。沖縄みたいな青い空と、海と、緑の森が見渡せる崖で、そこに3人で並んで景色を眺めてる感じかな」(mion)。
「私は友達とケンカしたり、メールで〈あれ楽しかったね〉とか〈○○がいてくれたからだよ〉ってやり取りしてるような日常が浮かんでくる」(hana)。
そのように“シグナル”で眩しい光景を引き出す反面、カップリング曲“まよいのもり”では自分を見失った女の子の苛立ちを表現。SONPUBとThe BK Soundのユニット=Monster Rionが手掛けた、ダビーなレゲエからエッジーなダンスホール・バウンスに変化するトラックの暴れっぷりも、ムシャクシャした感情をそのまま音で描いたかのようだ。
「歌詞にはイライラが吐き出せなくてひとりにしてほしい気持ちとか、わかってほしいけどわかってもらえないもどかしい思いが詰まっていて。サビ後のラップではmionがイライラパワーを爆発させてるので、そこも聴きどころです」(karin)。
「ラップでたくさん〈イライラ〉って言ってるので、ライヴではイライラな気持ちをお客さんと一緒にぶつけられるのが楽しいです。ふだんイライラすることは特にないんですけど(笑)」(mion)。
「サビは特に思いを伝えていて、〈何も言わず ぎゅっとしてほしい〉とかは女子ならわかってもらえると思います」(hana)。
デビューから間もなく1年を迎え、数多のライヴを経てダンスやパフォーマンスでの表現に自分たちでも成長を感じるという3人。いまや仲の良い姉妹のように固く結ばれた絆と、出口のない悩みに迷い込んだ際の心情を、表裏で合わせて表現した今回のシングルは、そのまま彼女たちの青春の1ページでもある。
9月には東京と沖縄でワンマンも控えている3人。「〈Tomorrowland〉(ベルギーで行われる世界最大級のEDMフェス)をめざしてがんばります」(mion)と、ビッグな夢を抱いて突き進むDEVIL NO IDのキラキラした〈シグナル〉を、ぜひ受け取ってほしい。
DEVIL NO IDのシングルを紹介。
参加アーティストの作品を紹介。
【『シグナル』リリースパーティーのお知らせ】
9月17日(日)東京・下北沢SHELTER、9月24日(日)沖縄・宜野湾HUMAN STAGE
詳細は〈www.devil-no-id.com/live/〉にて!