オーセンティックなヒップホップ感を継承するDJ/プロデューサーの新作は、これまで同様にメジャー/インディーも新旧も地域も関係なく多彩なゲストが参加。ウェスト・サイド・ガンらが淡々とマイクを回す“No.8”や同じマサチューセッツ出身のジョイナー・ルーカスが巧みなスキルを披露する“Don't Run”などでリマーカブルなMCを確実に押さえ、亡きショーン・プライスやプロディジーのラップが聴けるのも嬉しい。