ウェールズの3人組によるデビュー作。リーダー格のジャック・ジョーンズがピート・ドハーティのツアー・メンバーであることからも窺える通り、サウンドの基調はリバティーンズ直系の前のめりなロックンロールだ。シンガロングを誘うようなメロディーセンスが素晴らしく、これは大化けの予感! 曲単位のインパクトはもちろん、随所でポエトリー・リーディングを挿むなどアルバム全体の流れにもこだわりが感じられる。