アコーディオニスト、トイ楽器奏者として活動する音楽家の良原リエが、子供用のおもちゃ楽器であるトイ楽器をミュージシャン目線でセレクトした本。トイ楽器は子供が音楽に最初に触れるときや教育の場所で使われる一方で、著者のほかトクマルシューゴなどトイ楽器を得意とするミュージシャンの手にかかればそれはトイ・ミュージックともいわれる。ノスタルジックな音色や不安定なピッチ感を楽しむ音楽。子供のためつくられたデザインはカラフルで簡単で、ピーナッツのシュローダーが弾くトイピアノは、鍵盤を弾くときの重さや大きさも子供用になったグランドピアノのミニチュア版。音域こそ狭いがなによりやさしい。そこが重要。
良原リエ「トイ楽器の本 眺めてかわいい、弾いて楽しい魅惑の音色たち」子供用のおもちゃ楽器をミュージシャン目線でセレクト
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