程よいペースでのリリースが続くと思ったら13年ぶり? 『Dub No Frontiers』やプロデュース作品を間に挟んでいるからか何かと名前を見ることが多い彼だが、個人名義としては13年ぶりとのこと。極度にレゲエ色やダブ色をひけらかす感じが無くなって落ち着いた良質なアルバムのリリースがずっと続いているが、本作も良い意味で期待を裏切らない腰の据わった素晴らしいアルバムに仕上がっている。リー・ペリーの『Heavy Rain』でも共演したブライアン・イーノも参加。基本は生楽器の演奏に重心の重いミックスが冴える。日本盤はボーナストラック付き。Tシャツ付きの限定盤も同時リリース。