ラム・オブ・ゴッドが前身のバンド名を掲げ、アグノスティック・フロントやバッド・ブレインズなどハードコア黎明期に活躍したレジェンドの曲をカヴァーするという熱い企画盤。そこにメルヴィンズやミニストリーのナンバーを挿んでいる点からも、彼らの柔軟な〈ハードコア観〉が窺えよう。原曲に敬意を示しつつ、リフ押しの野獣サウンドを堂々と披露しているので、ラム・オブ・ゴッドの入門編としてもバッチリ。