かつてはデレゲイツ・オブ・カルチャーの一員として活動していたMCが、ロジスティックス、ピーター・キャノン、シーラムなど複数の気鋭プロデューサーを従え、初のドラムンベース・アルバムをリリース。不良っぽさのあるラフでグライミーな主役のMCは、メロウ路線からハード系までテンポ良く乗りこなし、勢いだけでなく柔軟さも見せる。とはいえ全体的にマッチョな作りで、ホスピタルでは異色の一枚。