6枚目のアルバムは、初期のホスピタルが脳裏に蘇るオーガニックでソウルフルなサウンドを中心に据えて原点回帰。ただし、フューチャー・ガラージの流れから躍進したブリストルのブログ/DJチーム、イートン・メッシーを彷彿とさせる美メロやドリーミーなコーティングも見られ、他のベース・ミュージック勢との同時代性が露わになっているのも興味深い。2014年ならではのドラムンベースと言えそうだ。