わりと早い段階からグランジ復興に励んできたマサチューセッツの4人は、新たにマイク・モギスと組んだこのニュー・アルバムでも初志貫徹。いくつかの曲でシンセを導入しようとも、リズ・フェアやヴェルーカ・ソルトに似た気怠いヴォーカルと、ブリーダーズ直系の粗いフィードバック・ノイズで、ファンの期待に120%応えてくれています。ブルーハーツ“ラブレター”風のラスト・チューンがとにかく泣けるんだ。