国産アンビエントを切り拓いたイノヤマランドの1stアルバム『DANZINDAN-POJIDON』が待望のリイシュー。廃盤になって久しく長年入手困難だったが、35年の時を経て初めてのオリジナル・マルチトラック・テープのデジタル化リマスターを施しての再発ということもあり世界的にも注目が高まる。日本発でありながらアンビエント名盤の一角を担っただけにその音質にも着目してもらいたい。『COLLECTING NET』『変形菌のための音楽』に続いてのリイシュー、またライヴ活動も精力的に行なっており今後の活動からも目が離せない。