純然たるアルバムは22年ぶり! コンピ『Kankyo Ongaku』でも再評価された日本産アンビエント~環境音楽の先駆者による4作目は、ガムランの響きが神々しい“Coconut Subre”をはじめ、凛とした気品溢れる音像をベースに、エスノやミニマル音楽、牧歌的な遊び心を注いだ内容に。小川のせせらぎのように楽曲が美しく流れていくなか、捻れた狂気を垣間見せる“Nanamui”にはしてやられた感が……。この懐の深さは流石の一言!