ジャズ、シャンソン、ラテン…1930年代の音楽の豊かな香りにつつまれた豪華なサウンドで知られるピンク・マティーニのファースト・アルバムが発売20年を記念にして再発売。発売時には未収録だった《ボレロ》(素晴らしい演奏!)を追加収録となっているが、全曲数12曲で、9曲目に収録したことにより、今回のアルバムがいわば決定盤といえる内容であることがわかる。10月27日(土)~29日(月)にはブルーノートへの来日公演も決まっているし、今回のリリースは絶好のタイミングであろう。8曲目の《黒蜥蜴の唄》は必聴。