アニメーション作家クロード・バラスの長編デビュー作品となるストップモーション・アニメ。孤児院で出会う複雑な事情を抱えるこどもたちの友情と成長のお話。大きな頭と目をもつパペットが、彼らの心の傷、それを乗り越えようとする強い表情をわかりやすく伝えてくるのが印象的で、メイキングによると、顔周りを大きくしたことで、カットごとの目の動きなどを、ピンセットでなく、直接手で変えられるということが重要だったそう。声には演技経験のないこどもたちが集められ、実際にそのシーンを演じながら録音。その息づかいも、パペットに体温を与える。日本語吹替えには峯田和伸、麻生久美子、リリー・フランキーも登場。
「ぼくの名前はズッキーニ」 吹替えには峯田和伸、麻生久美子、リリー・フランキーも、アニメーション作家クロード・バラスの長編デビュー作
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映画/映像