エリザ・ポワンとの共作でも知られるパリのシンガー・ソングライターの最新作が、来日公演に合わせて日本盤化。哀愁を帯びたメロディー、繊細で詩的なピアノの調べ、そばにいる誰かに語りかけるようなヴォーカルとフランス語特有の後を引く感覚──全16曲を聴き終えれば、自分もパリで深みのある人生を送っているような気持ちに。物語の最後を飾る曲にはスウェーデンのジェイ・ジェイ・ヨハンソンがゲスト参加。沁みる。
レオナール・ラスリー 『Avant La Premiere Fois』 哀愁と詩的な調べ……パリで暮らしているような気持ちに
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