昨年の初EPが結果的に日本でのみのリリースに終わり、ビッグ・イン・ジャパンな匂いも漂いはじめていたなか(!?)、全米デビューEPとなる9曲入りの本作がキャッシュ・マネーより堂々の登場です! ブーティー・ベースを盛り込んだオープニング曲に、ピットブルが客演したルーマニアン・ポップ調など、レッド・ワンやフューチャリスティックス製のサウンドは〈EDM以降〉なイマっぽい作りに。ですが、歌い回し&メロディー運びがイン・シンク“Bye Bye Bye”やバックストリート・ボーイズ“Everybody”っぽくて、往年のボーイズ・バンド・ブームも同時に思い出させてくれる点がニクイですね。いろいろな意味でビーバーが突き抜けてしまったいま、その隙間を埋めてくれるのは彼しかいない!?