2017年の前作が本国USの主要メディアで絶賛されて話題になったミルウォーキー出身のシンガー・ソングライター。さらなる成功を狙ったこの4作目はウィルコのパット・サンソンがプロデュースで、ボブ・ディランが共作で参加している。これまで以上にシンプル&アーシーなバンド・アンサンブルがメロディーの美しさを浮かび上がらせ、ウイングス期のポール・マッカートニーを引き合いに出したくなるほどの素晴らしさだ。