前作リリース後に敢行した全国ツアーをはじめ、ライヴやセッションの現場を重ねることでよりマッシヴに進化を遂げたグルーヴ猿人たち。この5年ぶりとなる6作目もエンジン全開で、黒々とした豊潤なルーツ・ミュージックのエッセンスを現代的な解釈のグルーヴに落とし込んだ楽曲がズラリ。カリビアンなムードの“Big Ship”でグルーヴの大海原へと漕ぎ出し、田我流を迎えて〈いま〉を切り取ったメロウ・ブレイクス“平成”、スウィンギンなグルーヴィー・チューン“Three On Four”、ヴォコーダーを用いたアーバン・ファンク“Funky DownTown”、アンセミックなジャズ・ファンク・ダンサー“Cro-Magnon City”……と変幻自在かつ怒涛の展開。無敵のグレート・トライアングルは不滅だ。