かつてNostalgia Trustで活動していたラッパーのSHU-THEと、初作『Street Tellers』も記憶に新しいDJ/ビートメイカーの共作盤。“クズレペゼン”で名を上げたSHU-THEらしい、不格好な自身の様子や過去の恋への未練を一抹のユーモアと共に届ける誠実なラップが、ピアノ主体の抒情的なトラックに乗ることでさらなる哀愁味を獲得している。マイクを握り続ける足掻きの心情を綴った“夢老い”にはMeisoが参加。