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錦糸町河内音頭とタワレコ錦糸町パルコ店がコラボ!
貴重なCD-R音源も取り揃え、錦糸町の夏を盛り上げます!!

 東京都墨田区の錦糸町は、東京東部を代表する繁華街。古くは美空ひばりが熱演をふるった江東劇場があり、デビュー前の藤圭子もこの町で流しをやっていた。82年からは大阪のローカル音頭、河内音頭の盆踊り大会が開催。現在では東京最大規模の盆踊りに成長した。

 そんな錦糸町に、1年1か月ぶりにタワレコが帰ってきた。〈東東京における芸能の聖地〉である錦糸町だけあって、店内の展開もなかなか独特。まず注目したいのは、錦糸町河内音頭大盆踊りとコラボした特設コーナーだ。〈日本で最も充実した河内音頭コーナー〉を謳う一角には、錦糸町河内音頭関係者セレクションによる河内音頭音源がズラリ。三音会オールスターズ『東京殴り込みライヴ』など古典的名盤から錦糸町河内音頭でもお馴染の五月家一若や山中一平の諸作品、初心者にもオススメの『続、続々カワチモンド』などコンピも揃っている。なかにはまず東京では手に入らないCD-R音源もあり、そのラインナップは壮観。音頭愛好家はぜひ駆けつけていただきたい。こちらのコーナーでは錦糸町河内音頭のフライヤーデザインを手がけるイラストレーター、にゃんとことのコラボTシャツも販売している。

 河内音頭は〈踊ってよし・聴いてよし〉の芸能とされる。三味線や太鼓だけでなく、エレキギターや時にはベースまで入る独特の編成が奏でる演奏はファンキーそのもの。その上で、浪曲の影響も受けた音頭取りの話芸が繰り広げられる。錦糸町河内音頭では本場大阪を中心とする各地の名人たちが多数上京して熱演を繰り広げるが、近年は盆踊りリヴァイヴァルの流れもあって音楽リスナーの来場者も増加。さらには各メディアで取り上げられたこともあって、その盛り上がりはピークに達している。タワレコ錦糸町店もそんな錦糸町河内音頭をサポート。8月最終週の盆踊り当日まで、錦糸町を盛り上げていくという。河内音頭愛好家はぜひ足を運んでみてほしい。

 


INFORMATION

2019年錦糸町河内音頭

鋭意準備中! 期日、会場など詳細はすみだ錦糸町河内音頭大盆踊りオフィシャルサイトで
http://kinshicho-kawachiondo.jp/