マンチェスターを拠点とする6人組ソウル・コレクティヴがアルバム・デビュー。ヒップホップ、ファンク、ソウル、ゴスペルを丹念に混ぜ合わせ、オーガニックなエッセンスをまぶした音楽性は名前を拝借したギル・スコット・ヘロンの名盤に匹敵する完成度。アンプ・フィドラーを迎えたジャジー・ソウル“Lady Day & John Coltrane”をはじめ、巨匠ゼッド・バイアスの秘蔵っ子というのも納得の仕上がりだ。