シアトルの男女混成トリオが奏でるのは、青春! それはこの4枚目のアルバムでも変わらない。日本だったらきっと名字を呼び捨てし合っているだろう男女平等感覚は、まさにこのレーベルらしい90sオルタナの申し子と言えるが、ガレージ・ロックンロールの魅力も合わせ持つところがなんともアメリカン。男女ハーモニーの甘酸っぱさは格別。むやみにチョーキングで唸らせるギターもエモい。