ファースト・アルバム『非幸福論』を踏まえたジャケットに心機一転が窺える5作目。バンドの覚悟も示しながらすべての大人に響き得るメッセージを込めた“若者”、アーバン・ソウル風のテイストで始まる“六等星”、マーチ的なイントロやドラマティックなギター・フレーズが燦然と輝く“夜明前”などからは、落ち着くことに抗って泥臭く生きる彼らの姿がひしひしと浮かぶ。結成18年目にして、新たなピークを迎えてます。