ラップのコントラストからジャジーなトラックの知的な温かみ、ヴィジュアルまでが往年のATCQやジャングル・ブラザーズを連想させる、とんでもないニュー・スクール感を備えたUKのトリオ。初作『Flight 314』(2016年)では4人組だったようだが(ジャロビ役?)、このたび日本盤化される2作目ではテリ・ウォーカーやサンパ・ザ・グレートも巻き込んで90sスタイルを追求している。本国での位置付けは不明ながら気になる一枚です。