もし何かはじめようと迷っている人はやってほしい。それができるよって言いたいし私たちが証明したい
結成わずか1年半。インディペンデントな活動をしながら〈BAYCAMP〉出演を果たすなど、今にわかに注目を集めている4人組ガールズバンド、東京初期衝動。
歌詞には高円寺や中央線といった単語からギャル語まで飛び出しながら、GOING STEADY~銀杏BOYZ直系の衝動感のあるロックンロールを鳴らす。そんな彼女たちが「中高生に学校帰りにチャリ乗りながら聴いてほしい」と語るファースト・アルバム『SWEET 17 MONSTERS』を自主レーベル、チェリーヴァージン・レコードから発売する。
ほとんどの楽曲制作やジャケットのデザインまで行なっているバンドの中心人物であるのは、ギター・ヴォーカルの椎名ちゃん。幾度となくツイッター凍結などのSNSで話題となっている彼女だが、その意欲と行動力は人並みはずれており目を見張るものがある。本作を作り終えたばかりだが、まったく満足はしていなさそうだ。
「本当に売れているのは、サラリーマンがキャバクラで女の子に受けるために歌っているような曲。矛盾しているなとは思うけど、このスタンスのままでそのくらいになりたい。私はバンドはじめてから楽器はじめた。だから、もし何かはじめようと迷っている人はやってほしい。それができるよって言いたいし私たちが証明したい」