70年代よりパリを拠点に活動する孤高のトランペッター。現在も日仏を往来しながら精力的に活動を続ける彼の久々の国内リリースは沖至6名義でのスタンダード集。メンバーにはフェダイン~渋さ知らズでの活動で知られる川下直広をはじめとして国内の名うてのプレイヤーを集め、2枚組にわたってこれでもかとスタンダードを熱演。スタンダードながら当然一筋縄ではいかない演奏が繰り広げられる。演奏の芯となるピアノトリオが安定したスピード感あるグルーヴを作り出しその上で自由に遊ぶ二管とギター、自由に遊びながらもメロディは破綻しない、そして紛れもない「ジャズ」という喜びに溢れている。
沖至6 『夜の眼 Les Yeux de La Nuit』 70年代からパリを拠点に活動するトランぺッターの一筋縄ではいかない演奏
ジャンル
邦楽