Z.O.Aなどのバンドを中心に80年代から日本のアンダーグラウンドなロック・シーンで活躍してきた森川誠一郎(ヴォーカル)が、割礼山際英樹(ギター)、元不失者高橋幾郎(ドラムス)という凄腕のミュージシャンと2012年に結成したロック・バンド、血と雫。彼らの新曲“je prie pour que la goutte ne tombe pas”のライヴ音源が公開された。

まだ仮タイトルだというこのナンバーは、7月19日に東京・秋葉原GOODMANで行われたライヴにて録音されたもの。寂寥感に満ちたギターのアルペジオをバックに、森川の散文的な詩句が耳に残るテイクとなっている。なお、この楽曲は今秋リリース予定の血と雫のサード・アルバムに収録される模様で、現在のシンプルな構成が最終的にはどのような形でパッケージされるのかも楽しみなところだ。