キノコホテルの支配人がソロ・プロジェクトを立ち上げて初作を発表。昭和40年代への憧憬が滲む楽曲をテクノ・ポップ指数の高い打ち込みのアレンジで展開しており、バンドと共通するムードを持ちながら、まったく異なる装いの作品となっている。表題曲などいくつかの楽曲のファンカラティーナ的な意匠が印象的で、特にエリス・レジーナの歌唱で知られるスタンダードの日本語カヴァー“せつないあなた”に悶絶。