アップアップガールズ(2)
八者八様の〈かわいい〉を詰め込んだ新年の第1弾!!!!!!!!
グループ始動から3年目となった2019年、3期メンバーを加えた8人体制で新たなフェイズへと突入したアップアップガールズ(2)。ライヴ本数も過去最高を更新し、11月にはファースト・アルバム『アオハル1st』をリリースするなど、この一年はグループとして非常に充実した一年だったようだ。
中川千尋「毎日アイドルしてた一年だなって。毎日のようにメンバーに会って、たくさんのライヴをして、単独ライヴも毎月あって、ファンの皆さんと作り上げる〈青春〉が何よりも大切なものなんだなってすごく感じた一年でした」
新倉愛海「観てくださった方が、〈アルバムおめでとう!〉とか〈新しい衣装めっちゃイイじゃん!〉とか、私たちが新しいことをするたびに喜んでくださるのがすごく嬉しかったです」
吉川茉優「(仮)姉さんの妹分っていうだけじゃなくて、アップアップガールズ(2)というひとつのグループとしてのあり方というか、こういうことがやりたかったっていうものがちょっとずつできるようになった一年だったと思います。個人的に2019年でいちばんの出来事は、〈@JAM EXPO〉で横浜アリーナのメイン・ステージに立たせてもらったこと。(2)のひとつの成果として、自信に繋がりました」
そんな(2)が、この勢いを止めてなるものかと新年早々に届けるニュー・シングルが『世界で一番かわいいアイドル/し・て・る・も・ん』。両A面の2曲いずれも大森靖子が作詞/作曲を担当し、王道アイドルの極みとでも言うべき〈かわいい〉を全開。かわいらしくも逞しいナンバーになっている。
高萩千夏「〈世界で一番かわいい〉って自分たちで言ってるのがすごいと思いますし、珍しい(笑)。それができるのも、全力でアイドルしてるから、王道を突き進んでるからこそだと思います」
茉優「私は〈世界で一番かわいい〉を〈アイドルをがんばってる少女たちがかわいい!〉ということだと捉えています。〈顔がかわいい〉とか〈声がかわいい〉とかいろいろあるけど、(2)ってそこをあまり推していなくて(笑)。だけど、青春感であるとか、アイドルしてることを楽しんでいるから、この曲を歌ってもしっくりくるのかなって思います」
鍛冶島彩「タイトルを聞いて不安たっぷりだったんですけど(笑)、どういうふうに向き合おうかなって思ったときに、(2)にしか出せない〈世界で一番かわいい〉を歌いたいと思って。(2)は、メンバーの見栄えもそれぞれだし、良い意味でジャンルを揃えてない。だから、8パターンの〈かわいい〉があるんです」
千尋「アイドルとしての自分をめっちゃ研究すると、たぶん、自分をかわいいって思うこと、自信を持つことに行き着くと思うんです。自分で自分をかわいいって思ってやらないとかわいさは伝わらないんだって、この曲をいただいて気付きました」
新菜「私も〈かわいいとは何か!?〉っていうのをめちゃくちゃ考えました。女の子って何でも〈かわいい〉って言ったりするじゃないですか。だから、何が正解なのかわからないんですけど、ここは私なりのかわいさでいいのかもしれないって、自分がかわいいと思ったものを最優先で表現しようって思ったんです。ひとまずかわいい表情を作るところから(笑)」
愛海「加入する前から、セリフがある曲イイなって思っていたので、自分のセリフをいただけたのはすごく嬉しかったです。ライヴでは〈好きだし!〉の部分でひとりずつ〈釣っていく〉じゃないですけど(笑)、そこでキュンとさせられる人を増やしていきたいと思います」
佐々木ほのか「最後の〈世界で一番かわいい!!!〉は私が言ってるんですけど(ふふっ)、今回は2曲とも歌割が多くて……難しかったんですよ! だから、いままで以上に歌詞の意味とかも理解して、どう歌うかとか、どう声を出すかとか、どうやって感情を込めていくのかとか……これはけっこう試されてるな?と思いながら挑みました」
島崎友莉亜「私、YouTubeでハロー!プロジェクトさんの動画を観ていたときに、関連動画に大森さんの弾き語りが出てきたんです。それを観て〈大森さんすごいな!〉って思っていたので、こんなにかわいらしい2曲を大森さんに作っていただけて本当に嬉しいですし、この曲をもっと輝かせていきたいなって思ってます」
一方、「(2)そのままのような曲なので、メンバーが言うと説得力がある」(茉優)という“し・て・る・も・ん”の歌割では、リーダー・千夏の〈見えない努力してるもん〉など、メンバーが言いそうなフレーズ、言いそうなイメージのフレーズが盛り込まれていたりするのも楽しい。そんな8人の個性をさらに輝かせるべく、その力を合わせてグループをさらに飛躍させるべく、『世界で一番かわいいアイドル/し・て・る・も・ん』は、(2)にとって2020年のテーマソングと言えそうだ!
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