コンビでのEP完成! 二人が二人で帰ってきた!

 黒宮れいと金子理江による二人組ユニット=REIRIEが、ついにメジャー・デビューを果たしました。もともと二人は2015年からアイドル・グループのLADYBABY(〜The Idol Formerly Known As LADYBABY)のメンバーとして活動していた間柄。カリスマ的な存在感もあって同性からも高い支持を誇るものの2017年に道が分かれてからは各々の形で音楽活動を続けていた両者でしたが、その後に再会を果たし、改めて2023年1月に結成したのがこのREIRIEです。そこからワンマンやツアーを重ねてライヴ中心に着実に活動を推進し、その夏には〈TOKYO IDOL FESTIVAL〉出演も大きな話題となりました。以降も国内外で注目を集めてファン層を拡大しながら、さらに飛躍を果たすべくこのたびバンダイナムコミュージックライブ内のレーベル・MoooD Recordsから放ったのがメジャーでのファーストEP『Amethyst』というわけです。

REIRIE 『Amethyst』 MoooD(2026)

 辻村有記 × MEGMETALのエッジーな手腕がド迫力のパフォーマンスに光を与える先行シングル“BaD=DoLL”と独特の毒々しさで激しく迫ってくる“あいしてよ”をはじめ、もとより個々の方向に魅力的な歌唱表現がよりパワフルかつダイナミックに逞しく進化している様子も頼もしい限りでしょう。ねりきりの手掛けたダークで歌謡性の高いピアノ・ロック“Holy Brighters”、声質の違いを活かした両名の鮮やかなコンビネーションが楽しめる“Not Philosophy”、スウィンギンなビートに乗ったアクの強い振る舞いがかっこいい“紺Tact”……とロッキッシュな従来のイメージもうまく継承しながら、野心的な曲調の幅広さも好ましい全5曲が収録されています。記念すべきメジャー・デビューのタイミングで改めて新章の到来を告げるかのような充実の完成度を提示した本作。圧倒的な存在感をさらに高めていくなかで、二人の選ぶここからの展開が楽しみでなりません!