フランス語で〈世界観〉を名乗る金沢出身MC兼トラックメイカーの2作目が早くも登場。特徴であるメロウでセンシティヴなジャズのビート・エッセンスは保ちながらそのクールで流暢な語り口はさらに饒舌に。禅、アンダーグラウンド、チルをテーマに、東里起らとリンクすることで音楽性の幅も拡げた一枚に仕上がっている。Olive Oilによるジャンルレスなビートの“This world is Hell”は特に新鮮。前作に続いて仙人掌も参加。