NYディスコ/ファンクの重鎮がオルター・エゴを謳ったジャズ・ファンク系プロジェクトの12年ぶりとなるアルバム。本人が吹くフルートを軸に、ダンサブルなファンク、サルサ、ボサノヴァ調の曲などをインスト中心で奏でた作品で、全編に爽快な空気が流れる。アンジェラ・ジョンソンが歌うモダンなミッド・ダンサーや元GQのエマニュエル・ラヒームが歌う80sなポップ・ファンクといったシンガー客演曲も上々の出来だ。