Awichの新作でも注目のYENTOWNから、MONYPETZJNKMNで活動してきたMonyHorseが、PETZに続いてソロで初のアルバムを完成。Jin DoggやYoung Cocoらを擁するHIBRID ENTERTAINMENTのサウンド面を担う3chをエグゼクティヴ・プロデューサーに迎える形で制作され、客演に新たな血も注いだ形だが、〈やること変わらずmake a bill〉(“C.R.E.A.M.”)のリリックのままに煙燻らせてマイペースにラップし、Kenayeboiとピースに回す“Sky Trip”や、不穏なベースラインの響くビートでSANTAWORLDVIEWと絡む“Some Pot”など3ch製のトラックから、コスリも配したサンプリング主体のオーセンティックな“City”までを披露。“2019~”に覗ける生い立ち、スタンスにも裏打ちされた一作だ。